私の心は虹を見るとおどる

          ワーズワース
          安藤一郎 訳


私の心は虹を見るとおどる、


おさないころにそうだった、


おとなになってる、いまもそうだ、


やがて老いてもそのように、


そうでなければ、死んでいたい、


おさな子はおとなの父だ、


それで、わたしは望ましい、


わたしの日々が、


自然をうたう心で、


一日一日と


むすばれていくように。