俳句・和歌のこと

人の気持ちをあらわすのに言葉がある。
いろんな表現方法があってこの国ならではのそれぞれのよさがある。
20数年前、娘誕生の時の凍えるような感覚をはじめて詠んだ。
仕事でいろんなお宅に伺うが、何年も前に
ひょんなことから、遠い昔に縁のあった人のお母さんに再会した。
高齢にもかかわらずとてもしっかりとしていて、私に俳句を勧めてくださった。
最愛の次男坊を失ってから俳句をよすがに生きてこられたようだった。
同人誌への 投稿句を読ませていただくとそこには30年の時を越えて
逝った者への 愛が息づいていた。
俳句は難しい。文字数が少ないだけに。
だからこその醍醐味があるという。いつもどこへ行くときも
浮かんだ俳句をメモしなさいといわれて
それ以来バッグにはちいさなノートが入っている。
好きな句はたくさんあるが、感動するばかりで
そこに書き込まれる歌はなかなか増えない。

私の好きな真砂女の句
わたしの好きな句
早逝した友人の句集
私の歌